ハロー!ゾロ美です♡
日テレの【秘密のケンミンSHOW】で【千葉「パンザマスト」の謎を調査】ということで、すごく気になりました。
「パンザマスト」とは何か、いつからあるのか調べてみました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
パンザマストとは何か
パンザマストとは鉄塔の種類のひとつで、日鉄建材株式会社が商標登録している「パンザーマスト」が訛って「パンザマスト」と呼ばれているようです。
元々の「パンザーマスト」という言葉は形状から名付けられたようです。
長さ2メートルの筒を継ぎ足す組み立て式で、電信柱やアンテナ柱としても全国で使われている。形が鎧(よろい)に似ているため、「鎧柱」という意味のドイツ語を英語読みした商品名になったという。
朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASNC47FB3NBXUDCB002.html
防災行政無線として使用中のパンザーマスト
画像/日鉄建材株式会社HPhttps://www.ns-kenzai.co.jp/h1panza.html
千葉県の「パンザマスト」とは
千葉県の柏市では鉄塔ではなく、鉄塔に備え付けられた防災行政無線から流れる音楽の事を「パンザマスト」と呼ぶのだそうです。
この「パンザマスト」と呼ばれる音楽は夕方に子どもたちの帰宅を促す「夕焼け小焼け」のメロディー。
「夕方の音楽」でも「夕焼け小焼け」でもなく「パンザマスト」。
めちゃくちゃ不思議ですね!
千葉県の「パンザマスト」はいつから呼ばれているのか
実際にいつから「パンザマスト」と呼ばれのか、そのきっかけを調べてみたところ、悲しい事件があったことがわかりました。
1977年に防災行政無線を取り入れた際に使用した鋼板製の柱の商品名が「パンザーマスト」だったことから、職員の中で柱の事を「パンザマスト」「パンザ」と呼ぶようになっていたようです。
それが一般に広まったのは1981年6月に柏市内の小学校校庭で6年生女児が刺殺され、中学3年の少年が逮捕された事件がきっかけでした。
事件後下校時には先生方や見守り隊が付き添う集団下校が行われ、同年8月から夕方に帰宅を促す「夕焼け小焼け」を防災行政無線で流すようになったそうです。
市の広報紙にこの運動を紹介する記事が掲載され、「広報無線屋外受信局(パンザマスト)」という形で、「業界用語」が広く市民に伝わった。
これ以降、小学校などで、この放送そのものを指す言葉としてパンザマストが使われるようになった。いまでも小学校の周辺には「パンザマストを守りましょう」といった看板が立ち、学校便りなどでも「パンザマストがなったら家にかえりましょう」などと使われている。
朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASNC47FB3NBXUDCB002.html
因みに、ゾロ美の周りでは防災無線自体の事を「パンザマスト」と呼ぶ地区があるそうですが、このように放送の事を「パンザマスト」と呼ぶのは千葉県柏市と隣の我孫子市の一部だそうです。
全国の防災行政無線メロディー
夕方に帰宅を促すメロディー(音楽)を流す自治体では主に「夕焼け小焼け」や「かえろかえろ」やチャイムを採用しているようです。
調べてみたら、全国の防災無線チャイム(メロディー)を紹介している面白いサイトを見つけたのでご紹介いたします。
ゾロ美は懐かしい気持ちになりました~
【防災無線チャイムの世界】https://radiotower.theblog.me
千葉県の「パンザマスト」まとめ
千葉県の「パンザマスト」は夕方に子どもたちの帰宅を促す防災無線から流れる「夕焼け小焼け」の音楽のことで、柏市と我孫子市の一部で呼ばれている。
「パンザマスト」と呼ばれるようになったきっかけは1981年の痛ましい事件。
子どもたちの安全を呼びかける大切な音楽となった。
上記の事がわかりました。
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