ハロー!
「特別」と聞くとワクワクするゾロ美です。
今年はうるう年で、4年に1度の特別な2月29日をどんな風に過ごそうかとワクワクしていたところ、「うるう年って無くなるらしいよ」と聞きました!
えっ!?そんなことってある??
本当にうるう年が無くなるのか調べてみました~。
暦と季節のズレの調整「うるう年」
2月は28日までですが、4年に1度29日まであるのがうるう年です。
漢字で書くと「閏年」。
この「閏」の文字の意味は
暦と季節のズレを調節するために、1日または1月増やす暦法だそうです。
地球は、太陽の周りを365日(1年)かけてまわっていますが、4年の間に1日分ズレが起こってしまうのです。
そのために、4年に1度、2月の日数を1日多くして29日にしています。
実はこの他にもっと小さな単位でズレがおきていて、「うるう秒」と言います。
天文時と原子時のズレの調整「うるう秒」
天文時とは太陽が昇って朝昼、沈むと夜というように天体の動きで時刻を決めるもの。
原子時とは、原子時計の「秒」を積算して作られる時刻のこと。簡単に表現すると、セシウム原子の固有振動数を元に「秒」という単位を決め、それを1958年1月1日0時から世界の時間としたもの。
天文の動きと原子で刻むリズムには1000日に1秒の差が出るらしく、そのズレを調整するのが「うるう秒」。これまで27回行われており、最近では2017年1月1日に1秒プラスする調整がありました。
2023年12月12日の読売新聞デジタルによると、
国連の専門機関・国際電気通信連合(ITU)の会議は11日、1日の長さに1秒を加える「うるう秒」を、原則2035年までに廃止するとした決議案を採択した。うるう秒を追加する度に、コンピューターなどでシステム障害が発生するリスクが高まるためで、ITUが廃止を検討してきた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231212-OYT1T50068/
IT化が進んだことで、このズレの調整がシステム障害を引き起こし、それで起こるリスクが大きいと判断したようですね。
ズバリ!うるう年はなくなるの?
結論から言いますと、「うるう年」は無くなりません!
無くなるのは「うるう秒」だけのようです。
「うるう秒」が無くなることで「うるう年」への影響はないようです。
もしうるう年無くなったら暦と季節がずれていくわけですが、昨冬の暖かさをおもうと、もう何が正解かわからなくなっているような気もしますが・・・。
まとめ
無くなるのは「うるう秒」ということが分かりました。
しかし、1,000日(およそ3年)に1秒のズレは蓄積されていくわけで…その調整がどのように行われるのか気になります。
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