ハロー!
怖いのは饅頭だけにして欲しいゾロ美です!
今から25年ほど前に観光でいった「男鹿真山伝承館」
季節に関係なく「ナマハゲ」の行事体験ができるのですが、マジで怖すぎておしっこチビリそうでした((;^_^A)
フジテレビ系「私のバカせまい史」でナマハゲが取り上げらるそうなんです。
怖いのが当たり前の「ナマハゲ」が最近では優しい??
一体どういうことなの??
皆さんにも一度は体験してもらいたい「ナマハゲ」の歴史とその遍歴をまとめてみました~。
是非最後まで読んでいただけると幸いです!
ナマハゲって何?
ナマハゲとは秋田県男鹿半島の男鹿市及び一部の市町村で行われる伝統的な民俗行事で、行事の際に鬼のような仮面と藁で出来た衣装を着た者の事も「ナマハゲ」と呼びます。
1978年に「男鹿のナマハゲ」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。
また2018年にはナマハゲを含む全国10の来訪神行事「来訪神:仮面・仮装の神々」が、ユネスコ無形文化遺産保護条約の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に正式登録されました。
ナマハゲの行事は元々、旧暦の小正月に行わてれいたそうですが、現在では12月31日大晦日に行われています。
ナマハゲは包丁を手に大声で
「なぐ(泣く)子はいねーがー」
「悪い子はいねーがー」
と各家々を回るのですが、子どもたちには鬼そのものにしかみえないでしょうね~
詳しくはこちらの動画をどうぞ。
ナマハゲは悪者なの?
ナマハゲってその時期になるとニュースなどでよく取り上げられますよね。
TVの視聴者が「泣き叫ぶ子どもたちがかわいそうだ」と抗議の電話をしてきたこともあるそうです。
子どもを泣かす「児童虐待」の他には「包丁は凶悪事件を連想させる」という抗議もあったそうです。
「観光客誘致にナマハゲを利用した結果、特異な風貌だけがピックアップされてひとり歩きしてしまうようになり、風習の意味が正しく伝わっていない」
ニュースポストセブンhttps://www.news-postseven.com/archives/20161107_463483.html?DETAIL
世界に知られるナマハゲですが、実際には「鬼」ではないそうです。
なまはげは本来鬼ではありません。なまはげは、怠け心や不和などを戒め、災いを祓い、田畑の豊作、山や海の幸をもたらす来訪神なのです。なまはげの面も、鬼のような形相ばかりではなく、コミカルな表情や、優しい面構えのものもあります。面の色も赤、青、緑、銀など多彩です。
ARUHIマガジンhttps://magazine.sbiaruhi.co.jp/0000-5571/
ということで、本当は神様だったんです!
神様でもあの迫力は大人でも怖い。
実際ナマハゲが自宅に来ることを拒否する家庭が増え、地域によっては行事自体が無くなってしまうところも。
優しいナマハゲ??
そんなことで、縮小しつつある伝統行事を何とか続けていこうと試行錯誤。
高齢者のみの家では健康を気遣い、お嫁さんがいる家ではお嫁さんを気遣い、秋田県にほか市では子どもがいる家では宿題を見てあげるオプションサービスがあるなど、ナマハゲの多様性が凄い…。
ナマハゲは面や衣装、作法などが地区ごとに細かく決まっている。「まずはやっていくことが大事。正式な作法はおいておこう」と吉田さん。手探りで復活させた。「もしガラスを割ったら呼んでもらえなくなるから」と、戸は強くたたかない。「嫁は一番早く起きてるか?」といった女性や子に昔ながらの役割を押しつけるような「時代錯誤なことも言わない」という。
朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASRD07GW8RDXULUC00H.html#:~:text=%E3%80%8C%E7%94%B7%E9%B9%BF%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%82%B2%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%81,%E3%82%92%E7%A5%88%E3%82%8B%E6%B0%91%E4%BF%97%E8%A1%8C%E4%BA%8B%E3%81%A0%E3%80%82
今では一緒に「映える」写真を撮るサービスもあるようですよ!
まとめ
昔は「怖い」「恐ろしい」行事の代表格であった秋田県男鹿半島のナマハゲ。
少子高齢化や間違った情報により児童虐待と指摘されるコンプライアンス問題、コロナなどの時代の荒波にもまれながらも、世界に知られる伝統行事を繋いでいこうと頑張っていることがわかりました。
是非正しい知識をもち、多くの方に応援してもらいたいと思います!
ナマハゲについて詳しくはこちらもオススメ!
【男鹿のナマハゲ】
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